「動画編集は副業に向いている」と聞いて調べ始めたのに、検索結果に「稼げない」という言葉が並んでいて、不安になっていませんか。
この記事では、動画を使った仕事をしている現役の「お絵かきクリエイター®」の私が、動画編集の副業が稼げないと言われる理由と、収入の考え方、そして価格競争に巻き込まれにくい選び方をお伝えします。
先に結論です。動画編集そのものが悪いのではなく、「編集作業だけを請け負う形」だと単価が上がりにくい、というのが私の見方です。違いを表にまとめました。
| 比べるところ | 編集作業だけを請け負う場合 | 企画やストーリーまで任される場合 |
| 比べられ方 | ほかの編集者と、値段で並べられやすい | 依頼主の想いをどう形にするかで選ばれる |
| 単価の決まり方 | 自分の実績と交渉で決まる | 仕事の種類によっては、最低単価が決まっている |
| 収入が伸びる方向 | 本数を増やすしかなくなりやすい | 1本あたりの価値を上げられる |
動画編集の副業が「稼げない」と言われる3つの理由
始めやすいぶん、競う相手が多い
動画編集は、認定が要らず、編集技術を身につければ始められるため、副業として人気があります。始めやすいということは、同じ仕事を狙う人も多いということです。募集に応募が集まるほど、依頼する側は「同じ品質なら安い人に頼みたい」と考えやすくなり、単価を下げて受ける人も出てきます。これが、「稼げない」と言われやすい一番の理由だと考えています。
案件の取り方を、自分で身につける必要がある
編集の技術を身につけても、仕事が自動的に届くわけではありません。応募文を書き、見せられる作品を用意し、実績のない最初のうちは低めの単価で受ける、という段階が必要になりやすいです。この期間は作業時間のわりに収入が少なく、「稼げない」と感じて離れてしまう人も出てきます。
編集だけでは、違いを出しにくい
指示された通りに切って、つないで、字幕を入れる。この作業は、慣れた人ならだれがやっても同じ仕上がりに近づいていきます。違いを出しにくいぶん、価格で比べられやすく、単価も上がりにくくなります。
動画編集の副業はいくら稼げる?収入の考え方
「単価×本数」を、時給に直して考える
「月5万円」「月10万円」を目標にする人は多いですが、収入は、1本の単価、受けられる本数、1本にかかる時間で決まります。次の表は、あくまで考え方を見るための仮の数字です。実際の単価は案件によって大きく違います。
| 仮の例 | 1本の単価 | 月の本数 | 1本にかかる時間 | 月収 | 時給のめやす |
| 例1 | 5,000円 | 10本 | 5時間 | 50,000円 | 1,000円 |
| 例2 | 10,000円 | 10本 | 6時間 | 100,000円 | 約1,667円 |
| 例3 | 30,000円 | 3本 | 10時間 | 90,000円 | 3,000円 |
同じ月収でも、時給は大きく変わります。本数を増やして月収を上げようとすると、そのぶん作業時間も増えるので、仕事や家事と両立している副業ではすぐ限界がきます。
時間が限られる副業は、単価で収入が決まる
副業に使える時間には、上限があります。単価が低いまま本数を増やすと、時間も体力も削られていきます。収入を上げたいなら、本数を増やすより、1本あたりの単価を上げる方向を考えるほうが、続けやすいと感じています。
動画編集の副業で、収入を伸ばしている人は何が違う?
「編集」ではなく「成果」で選ばれている
収入を伸ばしている人は、編集の作業そのものではなく、依頼主が困っていることを解決する形で仕事を提案しているように見えます。「この動画で何を伝えたいのか」「見た人にどう動いてほしいのか」まで関わることで、作業の手間以上の価値を出せるからです。
これから始める人が、最初に決めておきたいこと
動画編集の副業の始め方としては、ソフトの練習と並行して、「どんな動画を、だれのために作るのか」を決めておくのがおすすめです。ここが決まっていないと、とりあえず応募しやすい低単価の案件に流れやすくなります。最初は実績づくりで安く受けることがあっても、期間を決めて、次の単価に進む計画を立てておくと安心です。
価格競争に巻き込まれにくい選択肢、「お絵かきクリエイター®」という働き方
「お絵かきクリエイター®」とは
「お絵かきクリエイター®」は、企業や個人事業主の話を聞き取り、それを見る人の心に残るストーリーに組み立てて、「お絵かきムービー®」というプロモーション動画に仕上げる仕事です。ホワイトボードに描く手描きの絵と文字、そしてナレーションで伝えるのが特徴で、ストーリーの組み立ては、この仕事のとても大事な部分です。
「お絵かきクリエイター®」「お絵かきムービー®」は、株式会社アクアフィールドの登録商標です。一般社団法人 国際じぶんストーリー協会の認定を受けた人だけが、この名前で活動できます。
編集は、ひとつの工程にすぎない
「お絵かきムービー®」の制作は、まず依頼主からのヒアリングから始まります。聞き取った内容を、私が見る人の心に残るストーリーに組み立て、それをもとにナレーション原稿を作ります。そのあとで、イラストを描き、動画を撮影し、音声とともに編集して仕上げます。編集は最後のひとつの工程で、仕事の中心は、依頼主の想いをストーリーにすることです。
依頼主が考えたストーリーをなぞる仕事ではないので、編集の技術だけで比べられることがありません。
最低単価が決まっているから、安売りの競争に入らない
動画編集やイラストは、1本・1枚数千円という価格競争に巻き込まれやすい分野です。技術があっても、お小遣い程度にしかならないことがあるのは、この競争の中にいるからです。
「お絵かきムービー®」は、単なる動画ではなく、企業が販促のために予算を使う「プロモーション動画」というカテゴリの制作物です。そして、国際じぶんストーリー協会が、この「お絵かきムービー®」の最低単価を35万円と定めています。この最低単価が、価格競争から守ってくれる下支えになっています。金額の大きさに目が行きがちですが、大事なのは、安さを競う市場から離れた場所で仕事ができる、という点です。
口コミで広がり、仕事が続きやすい
最初のうちは、案件を得るまでに苦労します。ただ、「お絵かきムービー®」は口コミで広がりやすい動画です。依頼してくださった方から、知り合いの経営者の方をご紹介いただくこともあります。実績が増えるほど、自分から探し続けなくても声がかかりやすくなっていきます。
動画の仕事を、安さで選ばれる仕事ではなく、依頼主の想いを形にする仕事として続けたい方は、無料体験ワークショップで、中身を見てみてください。
動画編集の副業と、「お絵かきクリエイター®」、向いているのはどんな人?
どんな人に、どちらが向いている?
| 比べるところ | 動画編集の副業が向いている人 | 「お絵かきクリエイター®」が向いている人 |
| 仕事のスタイル | 指示に沿って、短い動画を数多くこなしたい | 依頼主の話を聞いて、想いを形にするのが好き |
| 興味のある表現 | テロップや効果など、編集で見せる動画に惹かれる | 手描きの絵とナレーションで伝える動画に惹かれる |
| 仕事の進め方 | 作業を中心に、やり取りは少なめに進めたい | 一人ひとりの依頼主と、丁寧に関わりたい |
| 学び方 | 編集ソフトの使い方を学びながら、早めに案件に挑戦したい | 認定を受けるまで、学びを続ける気持ちがある |
どちらが合うかは、目指す働き方で決まる
動画編集の副業は、認定が要らず、編集技術を身につければ自分のペースで案件を探せるのが大きな魅力です。一方で、技術を学ぶ時間が必要で、単価も自分で守り続ける必要があります。「お絵かきクリエイター®」は、認定を受けるまでの学びが必要ですが、最低単価という土台のうえで、依頼主と向き合う仕事ができます。どちらが良い悪いではなく、自分の時間とやりたい仕事の中身で選ぶのが大切です。
まとめ:稼げるかどうかは、「編集」ではなく「選ばれ方」で決まる
動画編集の副業が稼げないと言われるのは、編集作業だけを請け負う形だと、値段で比べられやすく、単価が上がりにくいからです。収入を考えるときは、単価と作業時間から時給を出して、時間が限られる副業でも続けられるかを確かめてみてください。
価格競争から離れて、依頼主の想いをストーリーにする仕事を選びたい方には、「お絵かきクリエイター®」という選択肢があります。まずは無料体験ワークショップで、仕事の中身を見てみてください。


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