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お絵描きクリエイターとは?特徴・資格の取り方・仕事内容・収入を現役「お絵かきクリエイター®」が解説

お絵描きクリエイターとは? 資格・仕事・収入を 現役「お絵かきクリエイター®」が解説 「お絵かきクリエイター®」

お絵描きクリエイターという言葉を最近よく見かけるけれど、実際どんな仕事なのか分からない、という方に向けて書いています。

認定「お絵かきクリエイター®」として活動している私が、資格の取り方から仕事内容、気になる収入まで、実体験を交えて分かりやすくまとめました。

副業として在宅でできる仕事を探している方、絵を仕事にする方法を探している方にも参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事のポイント

  • 「お絵かきクリエイター®」とは何か、基本の定義と特徴
  • 資格・認定を取るための流れ
  • 実際の仕事内容と1案件あたりの流れ
  • 気になる収入・案件単価のリアルな相場
  • 独学とスクール、どちらを選ぶべきか

それでは早速見ていきましょう。

「お絵かきクリエイター®」とは?基本の定義と特徴

まずは基本の定義から整理しておきます。

「お絵かきムービー®」を制作するクリエイターのこと

「お絵かきクリエイター®」とは、ホワイトボードに手描きのイラストと文字を書きながら商品の魅力や込められた想いを物語に載せて伝える「お絵かきムービー®」を制作するクリエイターのことです。企業のPR動画や個人事業主の自己紹介動画、教育コンテンツなど、幅広い用途で使われています。

私自身、最初にこの動画形式を見たとき、温かみがあって印象に残る表現だと感じたのが始めたきっかけでした。文字だけの資料やスライドと違い、手描きのイラストが少しずつ描き足されていく過程そのものが見ている人を引き込む力になっていると感じます。

一般社団法人 国際じぶんストーリー協会(ISSA)の認定資格

認定「お絵かきクリエイター®」は、一般社団法人 国際じぶんストーリー協会(ISSA)が発行する認定資格です。株式会社アクアフィールドが運営するクリエイターズアカデミーというスクールで学び、カリキュラムを修了することで、この協会の認定を受けられます。

民間資格ではありますが、「お絵かきクリエイター®」という名称自体はスクールの運営会社である株式会社アクアフィールドが保有する登録商標のため、協会の認定を受けていない人が名乗ることはできません。この肩書きに意味があるのは、名称が守られていることに加えて、協会が最低単価35万円以上という基準を業界の相場として定めており、認定を受けていること自体が「安売りしない」価格の裏付けになっているからです。

イラストが得意でなくても始められる理由

「絵が上手じゃないと無理なのでは」と思われがちですが、「お絵かきムービー®」は緻密なイラスト技術がなくても、シンプルな線画で成り立ちます。私も美術系の学校を出たわけではありませんが、カリキュラムの中で描き方のコツを学びながら少しずつ形にできるようになりました。

上手さより「伝わるかどうか」が大事だと感じています。実際、受講生の中には絵を描くこと自体が初めてという方も少なくなく、練習を重ねることで少しずつ自分らしいタッチを見つけていく人が多い印象です。

ステップ内容
1. 情報収集説明会・個別相談でカリキュラム内容や費用を確認
2. 受講開始クリエイターズアカデミーで「お絵かきムービー®」の描き方・企画を学ぶ
3. 認定・営業・納品認定「お絵かきクリエイター®」として活動開始。営業・案件獲得からクライアントへの納品までがカリキュラムに含まれる

お絵描きクリエイターになるための資格・認定の取り方

実際に認定を受けるまでの流れをもう少し詳しく説明します。

クリエイターズアカデミーでの受講が主なルート

現状、認定「お絵かきクリエイター®」の資格を得るためのルートは、クリエイターズアカデミーを受講することです。入学金と受講費を合わせた金額が必要で、公式サイトには金額が明記されておらず、個別相談で案内される仕組みです。

金額だけ見ると高く感じるかもしれませんが、絵の描き方・企画の立て方だけでなく、認定を受けた後の営業・値付けから、実際に受注した案件をクライアントへ納品するところまでを含めてカリキュラムが組まれ、サポートも徹底されています。

資格を取って終わりではなく、仕事を得て納品するところまで一貫して面倒を見てくれる点は、絵の技術だけを教える一般的なイラスト講座や、資格取得までしか扱わないスクールとの大きな違いだと感じています。

認定までの流れ(カリキュラムの期間の目安)

カリキュラムは数ヶ月単位で組まれており、「お絵かきムービー®」の基礎的な描き方から始まり、企画構成、実際の制作、そして認定を受けた後の営業・案件獲得・クライアントへの納品まで、一連の流れとしてカリキュラムに含まれています。

私の場合も、前半は基礎練習と作品制作が中心で、認定を受けてからは実際の案件獲得と納品に向けたサポートが本格的に始まった印象があります。人によって進むペースは変わるので、焦らず自分のペースで取り組むのがおすすめです。

仕事や家事と両立しながら受講している方も多く、隙間時間を使って練習を積み重ねている同期の姿にも励まされました。

独学で名乗ることはできるのか

「お絵かきクリエイター®」「お絵かきムービー®」は株式会社アクアフィールドが保有する登録商標なので、協会の認定を受けていない人がこれらの名称を名乗ったり使ったりすることはできません。似たような手描き動画を独学で制作すること自体は技術的に可能ですが、それを「お絵かきムービー®」と呼んだり、自分を「お絵かきクリエイター®」と名乗ったりすることはできない、というのが正確なところです。

ここで重要なのは、肩書きの信頼性以上に、「お絵かきクリエイター®」「お絵かきムービー®」という名称自体がしっかりブランディングされていて、一般的なホワイトボードアニメーションとは全く別物として認知されている点です。同じような手描き動画でも、この名称を使えるかどうかで受け取られ方が大きく変わります。

コミュニティ・営業ノウハウが学べることももちろんメリットですが、認定を目指すかどうかの判断で一番大きいのは、この名称・ブランドを正式に使えるようになるかどうかだと私は思っています。クライアント側から見ても、「お絵かきムービー®」という名称そのものが、他とは違うプロモーション動画だと理解してもらえるようになります。

「お絵かきクリエイター®」の仕事内容

次に、実際の仕事の流れをお伝えします。

企業のPR動画・教育コンテンツの制作

主な仕事は、企業や個人事業主から依頼を受けて、商品・サービスの魅力を伝えるPR動画や、研修・セミナー用の教育コンテンツを制作することです。

依頼主の業種はさまざまで、飲食店から士業、教育関係まで幅広く依頼をいただいた経験があります。同じテーマの動画は基本的にないので、毎回新しい内容を企画する面白さがあります。

依頼主の業界知識をゼロから調べて咀嚼し、分かりやすい言葉に置き換える作業は大変な反面、新しい分野に詳しくなれる楽しさもあります。

企画・構成からナレーション収録までの一連の流れ

案件を受注したら、まずヒアリングを行い、依頼主の想いや伝えたいことを丁寧に聞き取ります。そのうえで、聞き取った内容を見る人の心に残るストーリーに組み立てるのが次の工程です。依頼主の話をそのまま並べるのではなく、どんな順番で、何を軸に語れば伝わるのかを考えてストーリーにすることは、「お絵かきクリエイター®」の大事な仕事のひとつです。そのストーリーをもとにナレーション原稿を作成し、原稿に合わせてイラストを描きながら動画を撮影し、最後に音声と合わせて編集して納品、という流れが基本です。

ナレーション音声はクライアントご自身に収録していただくことが多いですが、依頼によっては私自身の声でナレーションを入れることもありますし、声優さんに外注することもあります。

最初のうちは原稿作りに一番時間がかかっていましたが、慣れてくると依頼主の意図を汲み取るスピードも上がっていきます。ヒアリングの段階で「何を一番伝えたいか」を丁寧に確認しておくと、後の修正が大幅に減ることも経験から学びました。

納品形態と修正対応

納品は動画データでの納品が基本で、修正回数や納期は事前に依頼主とすり合わせておく必要があります。修正対応の範囲を曖昧にしたまま進めると、後から想定外の作業が増えてしまうこともあるので、契約前に条件を明確にしておくことが大切だと実感しています。

打ち合わせの段階で「ナレーションの修正は〇回まで、絵コンテは〇回まで」のように明記しておくだけでも、後々のトラブルを避けやすくなります。

収入・案件相場のリアル

気になる収入面についても、正直にお伝えします。

案件単価の目安

「お絵かきムービー®」はイラストやホワイトボードアニメーション単体とは違い、「プロモーション動画」というカテゴリの制作物として扱われます。個人のイラスト販売なら1枚数千円、ホワイトボードアニメーションもココナラ等で1万円程度という事例がありますが、それは「個人のスキル販売市場」の相場です。

「お絵かきムービー®」は企業のプロモーション予算から支払われるため、そもそも土俵が違います。クリエイターズアカデミーを運営する協会(一般社団法人 国際じぶんストーリー協会)が最低単価を35万円と定めており、この金額が価格の下支えになっています。

むしろプロモーション動画の市場全体で見れば、かなり良心的な価格帯だと感じています。単価を左右するのは絵の技術以上に、依頼主が伝えたいストーリーをどれだけ的確に形にできるかという部分で、実績を積むほど単価も上げていくことができます。

副業と専業、それぞれの収入イメージ

1案件あたり最低35万円が基準なので、副業として月に1本のペースで受注できれば、それだけで月30万円台後半の収入になります。

最初のうちは案件獲得に苦労する時期もありますが、「お絵かきムービー®」は口コミで広がりやすいのが特徴です。依頼してくれたクライアント経由で「知り合いの経営者にも作ってほしい」と声がかかることが多く、実績が増えるにつれて案件獲得が安定していく実感があります。

専業として案件数を増やしていく場合も、この口コミの広がりが大きな支えになります。「スクールに入ればすぐに大きく稼げる」というイメージは持たない方がいいと思いますが、最初の壁さえ越えれば、紹介の連鎖で継続的に依頼をいただけるようになりやすいのがこの仕事の魅力だと感じています。

会社員を続けながら土日や夜の時間を使って1本ずつ丁寧に形にしている方も多く、丁寧な仕事が次の紹介につながることが、結果的に収入の安定にもつながっていると感じます。

受講費を回収するまでの現実的な期間

受講費は、最低単価35万円の案件を数本受注できれば回収できる規模感です。もちろん最初の案件を獲得するまでの準備期間や営業活動が必要なので、実際には半年〜1年程度を目安に、コツコツ実績を積みながら回収を目指すのが現実的なペースだと感じています。

焦って件数をこなそうとするより、1本1本のクオリティと依頼主とのコミュニケーションを大事にする方が、結果的には次の紹介や単価アップにつながりやすいと感じています。私自身も最初の数件は勉強代のつもりで取り組み、そこで得た評価や紹介が後の案件につながっていきました。

働き方収入イメージ(月)
副業(月1本ペース)35万円〜70万円程度
専業(案件数・単価アップ後)個人差が大きい(実績・営業力次第)

独学 vs スクール、どちらを選ぶべきか

最後に、独学とスクール、どちらを選ぶべきか私なりの考えをお伝えします。

独学のメリット・デメリット

独学の最大のメリットは費用を抑えられることです。一方で最大のデメリットは、協会が定める最低単価のような下支えがないまま、イラスト1枚数千円・動画編集1本数千円という価格競争にそのまま巻き込まれやすいことです。実際にイラストレーターとして活動した経験がある方ほど、この厳しさは痛感すると思います。営業の仕方や値付けの相場感、案件獲得のノウハウも自分で一から模索する必要があり、遠回りになりやすい点も見過ごせません。

すでにイラストや動画編集のスキルがあり、営業経験も豊富な方であれば、独学でも十分に活動していけると思います。逆に、そうした経験がまだない場合は、値付けの相場が分からず安請け合いしてしまい、そのまま価格競争に飲み込まれてしまう壁にぶつかりやすいとも感じます。

スクールのメリット・デメリット

スクールのメリットは、絵の描き方から営業・値付けまで体系的に学べることに加えて、何より協会の後ろ盾によって最低単価35万円以上での販売が保証されることです。同じ目標を持つ仲間とのコミュニティができることも副次的なメリットとしてあります。

デメリットは、やはり費用の大きさです。この金額に見合う価値を感じられるかどうかは、絵の経験や営業経験がどれくらいあるかによっても変わってくると思います。また、カリキュラムに沿って進める形になるため、自分のペースだけで自由に進めたい人にはやや窮屈に感じる場面もあるかもしれません。

私が実際にスクールを選んだ理由

私自身は、クリエイターズアカデミーに入る前はフリーランスとして3年ほど活動していましたが、値上げ交渉がうまくいかず、ずっと低単価のまま消耗していました。正直なところ、「お絵かきムービー®」の制作技術自体は、独学で調べながら時間をかければ習得できたはずだと思っています。同じ目標を持つ仲間がいる環境も心強い副産物ではありましたが、それが入会の決め手だったわけでもありません。

私がスクールを選んだ一番の理由は、上で触れた「協会の後ろ盾による最低単価35万円以上の保証」でした。認定を受けずにただ動画やイラストを制作するだけなら、クラウドソーシングサイトで1万円程度から取引されている『動画制作・イラスト制作』という、個人のスキルが買い叩かれやすい低単価な市場で勝負することになります。

クリエイターズアカデミーで学ぶのは、そこで通用する映像技術そのものというより、企業のプロモーション予算から支払われる『プロモーション動画』としての品質とストーリーテリング力です。協会が最低単価35万円以上と定めているのは、後ろ盾があるからただの動画が高く売れるという話ではなく、その品質を協会が認定した証だと私は理解しています。

個人でどれだけ交渉しても足元を見られがちな値付けを、協会が業界基準として担保してくれる。低単価のまま消耗していた自分にとって、これは独学では手に入らない仕組みでした。この判断がすべての人に当てはまるわけではないので、ご自身の経験やスキルと照らし合わせて検討してもらえたらと思います。

比較項目独学スクール
費用低い高い(非公開)
営業・値付けの学び方自分で模索体系的に学べる
コミュニティ基本的になし同期・仲間がいる

まとめ:お絵描きクリエイターは「絵の仕事」より「仕事づくり」の側面が大きい

「お絵かきクリエイター®」は、単に絵が描ける人という以上に、企画・営業・値付けまでを含めた「仕事づくり」ができる人という側面が大きい仕事だと感じています。華やかに見える一方で、地道な営業や台本づくりの積み重ねが土台になっている仕事でもあります。この記事の内容を整理すると、次のようになります。

  • 「お絵かきクリエイター®」は「お絵かきムービー®」を制作する仕事
  • 認定資格は一般社団法人 国際じぶんストーリー協会(ISSA)が発行
  • イラストの上手さより「伝わる」表現力が求められる
  • 認定を受けるには基本的にクリエイターズアカデミーでの受講が必要
  • 仕事内容はヒアリング・ストーリーの組み立て・制作・ナレーション収録・納品までの一連の流れ
  • 案件単価は協会が定める最低35万円が基準で、実績次第でさらに上がっていく
  • 副業の場合、月1本のペースで受注できれば月30万円台後半が目安
  • 受講費の回収には半年〜1年程度を見込んでおくのが現実的
  • 独学は費用を抑えられる一方、営業ノウハウは自分で模索する必要がある
  • スクールは体系的に学べるが、費用の大きさが最大のハードル

「クリエイターズアカデミーって実際どうなの?」と気になる方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

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